空前のサウナブームが巻き起こっている昨今。サウナに行った際、頭に帽子をかぶっている人を見たことがある方、とても多いのではないでしょうか?その帽子こそ「サウナハット」なのです。ではなぜ、サウナー(サウナ愛好家)たちは「サウナハット」をかぶるのでしょか。今回は「サウナハット」の魅力とその効果についてご紹介いたします。
サウナハットとは
サウナハットとは呼んで字の如く、サウナでかぶる帽子のことを言います。大きく分けて3種類の生地があり、①ウェルト ②リネン ③タオル地があります。
サウナハットの素材①ウェルトについて
サウナの本場フィンランドでも最も利用されているサウナハットになります。
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サウナハットと言ったらこの形を想像する方が多いのではないでしょうか。
素材の特徴としては、【優れた耐熱性・吸水性】を兼ね備えているのが特徴です。
もう一つ大きな特徴として、洗濯機などで洗ってしまうと、型崩れやけばみが起きてしまい、取り扱いが難しいです。
サウナハットの素材②リネンについて
リネン素材とは「綿・麻」などの素材で、イメージしやすい例で例えるとカーテンのような素材です。
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素材の特徴として、【適度な断熱性・発散性】を兼ね備えているのが特徴です。
肌触りも良いため心地よく使用することができます。生地に硬さがあり耐久性も高く、洗濯機でも洗えるため手入れがしやすいのが特徴です。
サウナハットの素材③タオル地について
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素材の特徴として、【優れた吸水性・ずっとかぶっていても不快に感じない】これらが挙げられます。
タオル素材ということで、とても馴染みやすく、洗濯機などでも洗うことができるため、手入れがしやすいのも魅力的な部分です。
しかし、先程のウェルト素材などと比べると耐熱性がやや劣ってしまいます。
扱いやすいが、耐熱性などはウェルト素材に比べると低い。
肌触りの違和感が比較的少ないため、初心者にもおすすめ。
サウナハットなぜ被るの?
次になぜサウナハットを被るのかについて紹介していきます。
サウナは熱い蒸気を部屋に充満させ、体を温め発汗を催促し新陳代謝をよくする場所です。
サウナに毎日入る北欧やロシアなどでは、当たり前のようにサウナハットを被ります。
サウナでは体が温まるのはもちろんですが、頭もとても熱くなります。
頭を温めすぎることで、「熱中症・髪の毛の痛み」など様々なデメリットがあるのです。
サウナの中では暑い空気は上の方に登っていきます。そのため、頭を熱から保護するためにサウナハットを被るのです。
メリット①のぼせ防止
皆さん、サウナに入って頭がボーッとしてしまうというような経験はありませんか?これは脳が熱くなりすぎたことで起こります。
サウナハットを被ることで直接頭に熱気が当たるのを防いで、脳がボーッとなるのを防ぐことができます。
メリット②髪の毛のダメージ軽減
サウナは気温が高いことはもちろん、とても乾燥しているため、髪の毛の水分が奪われ、髪の毛がパサついてしまいます。
女性は特に気にする方が多いのではないでしょうか。サウナハットを被ることで、熱をカットし、水分が逃げなくなるため、乾燥から髪の毛を守り、痛みにくくなります。
メリット③頭皮・耳を熱の痛みから守る
サウナ室はとても高温であるため、入っていると頭皮や耳がとても痛くなり、長時間入ることが辛くなってしまいます。
サウナハットを被ることで、頭皮と耳が守られるため、熱による痛さが軽減されます。
長時間サウナに入りたいけど、頭皮や耳が痛くなってしまい、なかなか入ることができない!なんて方は、サウナハットを被ることによって、悩み解決です!
サウナハットの使い方
サウナハットの使い方はとても簡単で、サウナに入るときに頭に被るだけです。
中には、サウナハットを水に入れてそのまま水を浴びるように被る人や、水に浸して絞って被る人などもいます。被り方に正解はなく、人それぞれであるため自分が快適だと思う方法を見つけてみましょう。
まとめ
以上、サウナハットの種類や効果について紹介させていただきました。
サウナハットの効果をまとめると【のぼせ防止・髪の毛のダメージ軽減・頭皮&耳を熱の痛みから守る】以上3点になります。
サウナが大流行している昨今、お気に入りのサウナハットを見つけて、周りのサウナーたちと差をつけていきましょう!!
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